アクション 設定ページ

概要

「アクション」ページは、メッセージ(ボトルや「お知らせ」)が届いたときの動作をカスタマイズするための画面です。

ここで指定されたアクションは、メッセージが届いたときに上から順番に実行されていきます。様々な条件を指定して、特定の条件のボトルが届いたときに、音を鳴らす・ログを残すなどの動作を指定できます。

ルールの記述は、上から順番に「より狭い条件からより広い条件へ」を原則としてください。

「条件」タブ

アクションを実行するための条件を指定します。ほとんどの条件は見たままの条件ですが、以下に注意してください。

条件を一切指定しない場合、全てのメッセージについてアクションが実行されます。

指定されたゴーストが起動していないとき
FMOを調べてゴーストが起動しているかどうかチェックします。インストールしていないゴーストを列挙したり、再生できないゴーストについてSSTPサーバに転送しない設定にする場合に有効です。FMOが壊れている場合には誤動作することがあります。
スクリプトが正規表現(指定)にマッチするとき
スクリプトの中身を正規表現でチェックできます。サポートする表現などの詳細については、正規表現の利用についてを参照してください。

「動作」タブ

「条件」タブで指定された条件にメッセージがマッチしたときに実行する動作を指定します。以下に注意してください。

サウンド(指定)を再生する
一般的な *.wav ファイルのみ指定できます。
複数のサウンドを同時には再生できません。複数のアクションで複数のサウンドが指定された場合、より上の方のルールで指定されたサウンドが優先されます。したがって、ルールの記述は「より狭い(限定された)条件からより広い条件へ」を原則にしてください。
(指定)タブにログを残す
ログは複数のタブに整理して残すことが可能です。タブのタイトルの指定には「%channel%」「%ghost%」「%date%」のそれぞれのメタ表現が利用できますので、日付ごと、チャンネルごとのログを残したい場合に利用してください。
これ以降のルールの処理を中止する
ルールは上から順番に実行されますが、これが実行されると、そのメッセージについてのアクションの実行を、そこまでで中止することができます。
とあるメッセージについて、目的の動作を達成したのでそれ以上何もしたくない場合に使用します。例えば「ある狭い条件の場合のみ音を鳴らさない」といった場合に使います。
これ以降の(指定)個のルールの処理をスキップする
これを指定することで、ルールの処理の流れを変更させることができます。工夫すれば、「IF〜THEN〜ELSE〜」といった流れをアクションの中に組み込むことが可能です。
このメッセージをSSTPサーバに転送しない
通常は全てのメッセージは、起動しているいずれかのSSTPサーバに転送しますが、このアクションを指定することで、その動作を抑制できます。
このメッセージは、「知らないゴーストについて再生しないようにして口調荒れを防ぐ」「余りに長文・余りに短いボトルを無視する」といった使い方をするときに便利です。
サーフィス(指定)を(指定)に変換する
\s タグによるサーフィス切替えを置換します。1-3,11-13=10 形式で、1行に1つずつ記入してください(この場合、1,2,3,11,12,13の6つのサーフィス切替えが、全部 \s[10] に置き換わります)。
指定する範囲は重複しても構いませんが、元のスクリプトに含まれるそれぞれの \s タグについて、一番最初にマッチしたものに変換されます。また、一度変換した指定がさらに上書きで変換されるようなことはありません。
(例:「1-3=20」「1-10=15」「20=50」と、この順番で指定されていた場合、\s[3] タグは最終的に \s[20] に変換され、\s[15]\s[50] には変換されません)

メタ文字について

「(指定)タブにログを残す」「サウンド(指定)を再生する」「テキストファイル(指定)に記録する」「XMLファイル(指定)に記録する」での各指定において、以下の文字が指定できます。チャンネル別に音を鳴らす、自動的にゴーストごとにログを残す、といった用途に使用可能です。