Startup.
SSTP Bottleとは
SSTP Bottle (えすえすてぃーぴーぼとる) は、「SSP」「CROW」「伺か」などのゴーストを使ったメッセージをリアルタイムに送受信できるサービスです。2001年から運営されています。
「伺か」の「SSTP (Sakura Script Transfer Protocol)」という仕組みを利用し、他のユーザのマシン上のゴーストを自分のスクリプトで喋らせることで、ゴーストの人格を介したコミュニケーションを行うことができます。
メッセージは、このサービスに同時に登録し、同じチャンネルに参加している人たち全員に届きます。
(1対1の会話機能はありません)
誰からの発信か、誰が受信しているのかは公開されません。
「IfGhost」のシステムにより、ユーザ側で受信させたいゴーストを指定して送信できます。
「CROW」「SSP」では、これらのゴースト指定によって、自動的に指定されたゴーストを起動するようにもできます。
「伺か」「CROW」「SSP」など、伺か互換ベースウェア(SSTPサーバ)のほかに、「SSTP Bottle Client」という専用ソフトが必要です。
SSTP Bottle ClientはWindow専用ですが、有志によりMac版、Java版、X Window System版の互換ソフトも製作されています。
メッセージの投票機能・同意機能がついています。
おもしろかったメッセージは投票され、Bottle投票のページに掲載されます。
どんなメッセージが届くのか
毎日のログが、ブラウザ上で公開されていますのでご覧ください。
Bottle投票ページも参考にどうぞ。
とりあえず試したい人は
まず「伺か」「CROW」「SSP」などのSSTPサーバ(SSTPを受信するためのソフト)を起動し、好きなゴーストを立たせてみてください。
登録
SSTP Bottle Clientをダウンロードして、起動させます。
インターネットに接続していれば、自動的にチャンネル参加ダイアログが出ますので、参加したいチャンネルを選んでください。
あとは、待っていればきっとメッセージが届きます。届いたメッセージはゴーストが喋ります。
SSTP Bottle Clientの使い方の詳細はClientヘルプをご覧ください。
投稿
メッセージを送るときは、メイン画面のメッセージ編集ウィンドウを利用します。
まず、送信するためのチャンネルと、送信先のゴーストを選択してください。
「さくらスクリプト」という、セリフを記述するためのスクリプトを直接使用します。
記入後に「確認」ボタンで、スクリプトが正しく記入されているか、間の取り方はよいか、などを確かめてください。
「送信」ボタンを押すことで、メッセージが全世界(のボトルに登録している人)に配信されます。
投票・同意について
SSTP Bottle Clientには、おもしろかった・よかったボトルに投票することで、投票ログページでそのBottleが紹介される、という機能がついています。投票された側には、実績に応じて流せるボトルの長さ制限が緩和される等のメリットがあります。
「投票」するためには、ログ画面で投票したいログを選択してから、投票ボタンを押してください。
「同意」は、投票のように紹介されたりしないので、一時的にアンケートをとったり、気軽に反応を返したりする用途に使えます。
利用可能なタグ
ここに記載されていないタグは書かれていた場合エラーとなります。\0, \1 についても現状ブロックしています。代わりに\h, \uを使用してください。
タグ | 説明 |
---|---|
\t | タイムクリティカル。送信中に他のメッセージに邪魔されないためのしかけ。常にトップに書きましょう |
\h | 本体。これ以降は本体側がしゃべる |
\u | うにゅう。これ以降はうにゅう側がしゃべる |
\s[数字] | サーフィス。\s[0]がノーマル絵、\s[4]が困った顔…など |
\e | えんいー。スクリプトの最後に付ける事になってます(Bottleではなくても自動的に付きます) |
\n | ニューライン。改行です。 |
\n[half] | 半角改行。文字が重なるので使用には注意してください。 |
\c | クリア。フキダシをクリアします。 |
\w数字 | ウェイト。\w1から\w9まで。\w9が最長で、約0.5秒待つ。絶妙の間を作ってください。 |
\_s | シンクロナイズドセッション。本体とうにゅう側の両方が同時に喋ります。 |
\_q | クイックセッション。ウェイトなしで喋ります。2度使うと元に戻ります。 |
\URL | SSTP Bottleオリジナル。選択肢を自動的に表示してURLにジャンプします。 http://で始まるURLのみ有効です。2個以上置くことはできません。 |
\URL[http://bottle.mikage.to] 簡単な形式では、\URLの後にURLのみを直接指定します。 |
|
\URL[どこにも行きたくない][http://nh.mikage.to/][板][http://bottle.mikage.to/][瓶] より複雑な形式では、\URL[キャンセル選択肢][URL1][選択肢1][URL2][選択肢2]… となります。URL1と選択肢の組み合わせは7つまで有効です。 |
メンテナンスについて
毎月4日のAM4:00より1時間程度は、定期メンテナンスです。この時間帯のメッセージ投稿・投票・新規LUID取得は行えません。
クライアントの切断はありません。
バイト数制限と緩和の方法
デフォルトで、送信できる最大のバイト数は1900バイトとなっています。この制限バイト数は、以下の条件によって緩和されます。条件の判定は月初めのメンテナンス時に行います。
- 投稿したメッセージの得票数の2乗がスコアとして加算されていき、累計が2000ポイント以上になった投稿者は、自動的に制限が3900バイトとなります。
- さらに累計が10000ポイントとなった投稿者は、制限が6900バイトになります。
- それ以外の特殊な条件やイベントで、投稿可能なバイト数にボーナスが付く場合があります。
現在のバイト数制限と、その他メッセージの投稿履歴については、以下のフォームから確認することができます。LUIDは内部での送信者ログ管理に使用しているIDですので他人に公開しないようにしてください。
免責事項とお願い
免責事項
SSTP Bottleおよび、このサイトで配布している関連プログラムは無保証です。利用する事で、故意/過失に関わらず、精神的、物理的、経済的、その他形態関わらず、どんな損害を受けたとしてもその責任を管理者は負えません。ご自分の責任でお使いください。
ログ利用に際してのお願い
- SSTP Bottleで公開している全ログファイルは、「全メッセージはログとして公開します」という事前の約束に基づき、提供するものです。 匿名の情報とはいえ、著作権はボトルを流した作者に存在します。「流れたボトルの著作権はサイト管理者に帰属します」などという決まりは作った覚えがない以上、サイト管理者とはいえ、あらかじめの約束以上に複製権・公衆送信権を、管理者として第三者に認めることは不可能です。従ってサイトのログ(ファイル)の利用にあたっては、必ず個人的な利用にとどめてください。
- SSTP Bottleサイト以外からの、不特定多数のログデータの再配布はご遠慮ください。
- SSTP Bottle管理者以外の第三者が、オンラインによるメッセージ検索サービスなどによって、不特定多数のログデータのスクリプト部分そのものを、不特定多数に提供する行為はご遠慮ください。
- 特定のボトルログを利用・流用した2次著作物等について、SSTP Bottle管理者としては何の責任も持ちませんし、対応・判断することも不可能です。常識の範囲内でお願いします。引用元は明示しましょう。